筋ジストロフィー症者とスクーバダイビング


キーワード:筋ジストロフィー、スクーバダイビング、思い



深谷 英治
本研究は、肢体型筋ジストロフィー症者Wに対して、文献及び内省報告をもとに検討した事例研究である。実施する上での問題点を挙げ、対策をはかったことにより、数回のプール練習後、海洋でスクーバダイビングを行なうことができた。それらの背景には、Wの「意志」及び指導者とW間に「信頼関係」が培われたことが一つの要因となり、スクーバダイビングを行うことができたと考えられる。また、身体にハンディがあるため水の中に入ることが怖いとしていた「思い」がうすらいだためと考えら。Wが、スクーバダイビングをすることにより、どのような影響を受けたかを考察したところ、Wがスクーバダイビングを行ったことで、「精神面・日常生活」に有効であると考えられていた。

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